2006年11月16日

憲法9条の深いところ

パリ不戦条約という条約を皆さんはご存知でしょうか?
1928年に世界の殆どの国がサインした条約です。
短いのでそのまま転載します。

1928.8.27 パリ不戦条約
第一条「締約国は、国際紛争解決のため戦争に訴えることを非とし、且つその相互関係において国家の政策の手段としての戦争を放棄することを、その各自の人民の名において厳粛に宣言す」

第二条「締約国は、相互間に起こることあるべき一切の紛争または紛議は、その性質または起因の如何を問わず、平和的手段によるのほか、これの処理または解決を求めざることを約す」


読めばおわかりの様に、戦争放棄、国際紛争の平和的解決を誓った人類史上でも画期的な条約であり、この延長線上に日本国憲法第9条がある事は言うまでもありません。
そして注目すべきは・・。
この条約は日本は国連の常任理事国として批准に関わっていたという点です。

残念な事に日本はその後国連を脱退、日独伊三国同盟や侵略戦争への道をひた走る事になります。
その悲惨な末路は皆さんご存知の通り。

終戦後、日本が新しい憲法を制定する際に、このパリ不戦条約を念頭に9条は作られました。
そしてその事は一度は破られた世界中の人々の「不戦の誓い」の復活への一里塚とも言える物では無いでしょうか?

人類史的点から見て、憲法9条とは日本人だけの物では無いのです。

こういう人類全体の歴史を知れば、改憲派の主張の薄っぺらさに違和感が出てくると思います。
人類がどのような道に進むのか?
目指すべきは世界中の国々が9条の理念を理解し、自国の憲法にしていく事では無いでしょうか?
約80年前にパリ不戦条約が結ばれた時には、間違いなく世界の国がそういう気持ちになったのです!

その事を無かった事にし、歴史を後退させる目的の改憲は、その策動すらも許してはいけないのでは無いでしょうか?

投稿者:堺泉北カープ会


posted by ツッキ− at 23:51| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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